リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 5月 15, 2017 朝日新聞より ・沖縄は5月15日が返還日。本日で45年を迎える。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
胃管の位置確認について 7月 02, 2017 <日集中医誌 2015;22:179-80より> ・2005年 英国National Patient Safety Agency(NPSA)が胃管の注意勧告を発表。 2011年に改定版を発表している。 胃管の位置確認 ①吸引内容物のpH測定 ②X線検査 行ってはならない確認法として上腹部で空気の注入音を聴取する方法が挙げられている。 1、吸引内容物のpH測定について ・胃管を留置したのち、胃液が吸引されればX線撮影は省略できる ・ただし胃液である確認に、pH測定が必要になる。 ・pH測定はリトマス紙ではなく、pH試験紙でないといけない。 pH 4未満:胃内に留置されている。栄養開始可。 pH 4.0-5.5:気道内ではないが、食道かもしれない。 pH 5.5以上:胃内ではない可能性があり、X線を行うべき。 2、空気注入と上腹部の聴診 ・NPSAはこのテストは行うべきではないとしている。 ・聴診で聞こえても腹部食道の事はよく経験される。 ・Benyaらの報告:聴診できた100例中、19例は食道内、1例は胸腔内だった。 ・強く空気を入れることで消化管損傷、空気塞栓などの合併症の報告もある。 <一般社団法人 医療安全全国共同行動HPより> ・胃管位置確認は、2人で聴診しても誤挿入を防ぐことは困難 ・栄養剤開始前は、チューブのマーキングの位置と口腔内のチューブのたわみの確認で よいと思う。 ・制酸剤服用中の患者は、X線検査で確認が勧められる。 ・pH試験紙 市販されているものは ①アズワン PEHANON ストラップ pH試験紙 MN90416 ②アドバンテック pH試験紙 (No.20) 5.0-8.0 ブックタイプ 200枚 ③メルク pH試験紙ニュートラリット 9564-1M ロールタイプ ④日本ケミカル 尿pHテストU 100枚 ⑤テルモ ウリエースPC JA-I03P 100枚 ロールタイプは経済的だが、判定範囲の幅が広いのが難点。 <日本静脈経腸栄養学会雑誌 30(2):679-683:2015より> 胃管位置確認の方法 ・気泡音による確認 ・胃液のpH測定 ・X線撮影 ・CO2検出器 日本看護協会の提唱(2002年) ★栄養剤、内服薬投与前の毎回確認 続きを読む
インドメタシン・NSAIDs 6月 29, 2017 インドメタシンはNSAIDsの一つ またNSAIDsの機序を忘れてしまう、、、 再度理解が必要 細胞にはリン脂質がある。 何らかの障害を受けるとホスホリパーゼA2が活性化 →リン脂質からアラキドン酸という必須脂肪酸が遊離 →COX1.2のシクロオキシゲナーゼが作用するとプロスタグランジンG2:PGG2が産生 因みに アラキドン酸に5-リポキシゲナーゼという酵素が作用するとロイコトリエン産生。 このロイコトリエンは気管支収縮作用がある。鼻粘膜の炎症にも作用。 またPGG2にペルオキシダーゼが作用するとプロスタグランジンH2が合成 さらにPGE2合成酵素でプロスタグランジンE2が合成 トロンボキサン合成酵素でトロンボキサンA2が産生される。 プロスタグランジンE2は発熱、炎症、痛みに作用する。 プロスタグランジンE2はブラジキニンの働きを増幅させる。 トロンビキサンA2には血小板凝集作用がある。 以上をアラキドン酸カスケードと呼ぶ。 インドメタシンはCOX1.2を阻害するためPGG2以下、PGE2を含めて抗炎症、鎮痛、解熱に効果を発揮する。 COX1は胃腸粘膜保護、血小板凝集、腎臓血流増加など COX2は炎症を起こすプロスタグランジン生成 COX1.2阻害:アスピリン、インドメタシン、イブプロフェン COX2選択阻害:メロキシカム:モービック、エトドラク:ハイペン、セレコキシブ:セレコックス NSAIDs ・アスピリン ・ロキソプロフェン ・ジクロフェナク ・インドメタシン ・メフェナム酸:ポンタール ・スルピリン:メチロン いわゆるピリン系 ・アセトアミノフェン サイトテック:ミソプロストール PGE1誘導体 NSAIDsによる潰瘍ができたときにしか使用できない 子宮収縮作用があるので妊婦禁忌 NSAIDsでCOX阻害をしてPGが減る。 サイトテックはPGを増加させる。 ・胃壁細胞のPGE受容体に結合→胃酸分泌低下 ・胃粘膜血流増加 ・重炭酸イオン増加 ・説明としては、障害が加わると細胞からアラキドン酸が出てくる。シクロオキシゲナーゼという酵素でプロスタグランジンが産生される。それが炎症、痛みの原因になる。NSAIDsはシクロオキシゲナーゼCOX1.2を阻害するの 続きを読む
高齢者の朝の目脂 8月 02, 2017 結膜(白目)に充血がなければ基本的には大丈夫 <悪いケース> 結膜充血があれば、細菌性結膜炎の可能性が高い。 点眼薬を3-4回/日に行い、眼脂を拭いていれば1週間で治癒する 点眼薬は、ニューキノロンのクラビット点眼、ガチフロ点眼、ベガモックス点眼などがよい。 原因菌はブドウ球菌が多い。 セフェム系のベストロン点眼もあるが煩雑。 結膜炎が1週間で治らなければ慢性涙嚢炎かもしれない。 鼻涙管閉塞で涙嚢の感染が発症するもの。 1週間で治らない場合は眼科紹介でよい。 <良いケース> 涙が濁っているもの。ホコリやごみが混じる。 夜は瞬きをしないもの。瞬きは、ポンプの役割となり、眼がしらの涙点から流れていく。 点眼を希望されるなら涙液でよい。 その中間の、目が赤く、目脂もある場合は、 2.3日点眼して、あとは涙液でも可 続きを読む
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